広島の床田寛樹投手が１４日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み１７００万増の５０００万円でサインした（金額は推定）。

　今季は８勝６敗、防御率２・８４で、勝ち星は自己最多を記録した。アップでの更改に「試合をつくってくれたというのと、途中で離脱しましたが、１試合の平均イニング数が多かったと言ってもらえた」と振り返った。

　８月３日のＤｅＮＡ戦で右足を骨折。一進一退を繰り返しながらも確実に回復している。本拠地で重ねる自主トレでは坂道ダッシュも再開している。「８割ぐらいで走れるようになっている。そこまで次の日にめちゃくちゃ痛いなというのもなくなってきているので、全然このまま順調にいってくれればいけるかなと思います」

　球団からは来季、投手陣の柱の一人としての活躍を期待された。「今まで１年間ローテーションを守ったことないので、１年間しっかりローテを守って２ケタ（勝利）、規定（投球回）というのをできるように。１年間ローテーションを回れるように、中心になれるように頑張りたい」と意気込んだ。