カープ大盛「松山塾」入門じゃ 打撃の軸見つける「何かを得て春季キャンプに」
広島の大盛穂外野手(26)が来年1月に鹿児島で松山と初めて合同自主トレを行うことが23日、わかった。チーム屈指の技術を誇る好打者に弟子入りし、来春のスロースターター返上を目指す。
松山塾の門をたたくのは、一貫した練習や取り組みに共感していたから。「僕は、どちらかというとブレてしまうことがある」。チーム最年長の好打者から反復練習の意図や意識を学ぶことで打撃の軸を見つける構えだ。
今季は52試合に出場し打率・203。20年に支配下登録されて以降、試合数は最も少なかった。来季は勝負の1年。「僕自身、3、4月はどうしてもバットが振れていない。何かを得て来年の春季キャンプに臨みたい」と力を込めた。