広島、今秋ドラフト高校生中心 スカウト部長明言!次世代担う選手を 大阪桐蔭・前田ら候補に
広島は12日、マツダスタジアム内の球団事務所で約1時間の第1回スカウト会議を開き、高校生147人など計265人をリストアップした。
今秋ドラフトに向けて白武佳久スカウト部長は「方針として今年は高校生中心でいく。毎年即戦力も取るのですけど、次世代を見ると薄いんじゃないかということで高校生中心でいい選手を取って、ところどころで即戦力を取れるように」と次代を担う高校生中心の指名方針を明かした。
会議の中では大阪桐蔭の左腕、前田悠伍投手(17)、同じく左腕の享栄・東松快征投手(17)、地元広陵のスラッガー、真鍋慧内野手(17)ら目玉といわれる選手たちを映像で確認。高校通算106本塁打の花巻東・佐々木麟太郎内野手(17)も話題に上がったという。
1位指名が投手、野手いずれになるかは決めていないというが「先発は大瀬良とか25歳以上の選手が多いので次世代の投手を取りたい。将来的に先発のできる高校生の投手を探さないといけない」と素材重視で将来のエース候補を探す。
昨年のドラフトでは1位・斉藤(苫小牧中央)、2位・内田(利根商)と高校生2人を上位指名。今年も同様の方針で未来の常勝軍団構築を目指す。