広島・岡田、光見えた すでにブルペン入り!2021年トミー・ジョン手術から復活へ
広島の合同自主トレが20日、マツダスタジアムで行われ右肘手術からの復活を目指す岡田明丈投手(29)はキャンプからチームに完全合流。通常メニューをこなす考えを明かした。また、現役ドラフトで巨人から移籍した戸根千明投手(30)は早くもブルペン入りした。
岡田は2月1日のキャンプインから通常メニューをこなすという。2021年の10月にトミー・ジョン手術を受けてからここまで慎重にリハビリを続けてきた。ようやく、制限なく野球をできるまでになった。
「状態は上がってきている段階なので肘と相談しながらしっかりスタートを切れるようにしたい」
合同自主トレではすでにブルペンに入り、捕手を座らせた本格投球を行っている。
「3日に1回くらいで。昨日はまっすぐだけ40球。細かい部分はまだまだですけど、強い球は投げられていると思います」
昨季は1軍どころか2軍での登板もなかった。当初は10月のフェニックスリーグで実戦復帰の予定だったが、右肘の状態を考慮し、見送られた。打者相手の投球はシート打撃まで。実戦感覚に不安を残すが、キャンプから通常メニューをこなせれば問題はない。
年末年始は母校・大商大で自主トレ。富山陽一監督からは「カツじゃ!今年はしっかりやれ」と気合を入れられた。
「やるしかないです。まずは試合でしっかり投げられるところを見せられるように。1軍で投げられるように頑張りたい」
17年には12勝を挙げ将来のエースと期待された右腕。ここから復活ストーリーを描く。