広島 ドラ1斉藤優汰のブルペン投球にレジェンド黒田氏熱視線「すごく良い球がいっている」と称賛
「広島春季キャンプ」(8日、日南)
広島のドラフト1位・斉藤優汰投手が1軍キャンプに参加し、ブルペンで投球練習した。坂倉を立たせ、ワインドアップから直球のみを25球。新井監督や黒田球団アドバイザーら多くの関係者の熱視線を浴びながら腕を振った。
投球練習前には「すこし緊張しています」と言っていたものの、マウンドに上がるとテンポよく投げ込んだ。1軍での初ブルペンを終え「すごい人たちがたくさんいる中で投げたので、すごすぎて、ワクワクして投げられました」と汗をぬぐった。
投球後は黒田アドバイザーから声をかけられ、その後も新井監督から話を聞いた。黒田アドバイザーには「すごい良い球がいっている、今の時点であまり飛ばし過ぎないようにと言われました」。将来のエース候補は充実感いっぱいに天福球場を後にした。
本紙評論家・安仁屋氏「(斉藤の投球練習を見て)立ち投げだけど、ものすごく良い球を投げていた。黒田が入団してきたときのような球筋。指にかかったときの球はバツグンで重みがある」