カープ新井監督「喜んでいる顔を見たら、こっちもうれしい」 即席サイン会で笑顔の連鎖
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
最大限のファンサービスに詰めかけた観衆が笑顔になった。新井貴浩監督(46)を含む広島の主力選手たちが午後から即席サイン会を実施。今キャンプ最多の6000人が訪れ、指揮官は「週末で広島とか遠方からみえていただいている。サインして喜んでいる顔を見たら、こっちもうれしい」とうなずいた。
選手は大瀬良、秋山をはじめ、マクブルームや新外国人のデビッドソンら計9人が入れ替わりで実施。指揮官は40分間、ペンを走らせた。
大瀬良は「ああいう形は久々。良かったです」と笑顔を見せた。「コロナ禍に入団した選手は、じかにファンの方と触れ合う機会もなかった。カープのいい伝統として『これが当たり前なこと』と思ってくれれば」と新井監督。今後も鯉党に寄り添っていく。