広島・会沢 「全然問題ない。強度を上げていく」 コロナ感染から合流、万全アピール
「広島春季キャンプ」(17日、沖縄)
広島の会沢翼捕手(34)が17日、合流初日から精力的に動き、万全をアピールした。1月に新型コロナに感染し、キャンプは2軍スタートだった。調整遅れを感じさせず、「全然問題ない。体の動きは良かった」と汗をぬぐった。
沖縄では徹底的にバットを振り込む構えだ。キャンプイン前に練習量が減ったこともあり、ペースを上げていく。「今しか振れる時期がない。オーバーペース気味になるくらいでいい。強度を上げていく」とうなずく。
坂倉が捕手一本を宣言し、今春を迎えた。受けて立つ立場になるものの泰然自若だ。「サク(坂倉)だけじゃなく、良い捕手はたくさんいる。試合に出るという気持ちがなくなれば辞めるとき。強い気持ちを持ってやっていく」。ベテラン捕手は力を込めた。