カープ野間 もっともっと脱力打法 ヤクルト2連戦で開幕〝予行演習〟

 広島・野間峻祥外野手(30)が9日、“脱力スイング”の継続で開幕カードの予行演習に臨む。11、12日はヤクルトとのオープン戦(マツダ)。3月31日からの開幕3連戦(神宮)で対戦する相手から快音を響かせ、本番に弾みをつける。

 昨季のヤクルト戦は打率・410。リーグ連覇中の相手に今年も嫌なイメージを与えられれば、チームにとってもプラスになる。「(好相性は)たまたま。シンプルに投手と対戦できれば」と平常心で挑んでいく。

 ここまでオープン戦は10打数5安打、打率・500と絶好調。ファーストストライクを仕留めた安打もあれば、追い込まれてからファウルで粘った末に放った適時打もあった。

 「スムーズにバットを出せる力感で振るようにしている」。力まないスイングの重要性を実感したのは2月21日の練習試合・ロッテ戦。18日に「感冒性胃腸炎」を訴えており同戦で、代打で実戦復帰。捕邪飛に倒れ、「力感を出して振ると、バランスを崩したスイングになる」。打撃の方向性をつかむ契機になった。

 「遠くに飛ばしたい思いはあるけど、それだと僕の場合は好結果が望めない」。欲を封印し、シャープな打球を打ち返していく。

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