広島・栗林 開幕間に合う「腰椎椎間板症」と診断も違和感なし 鯉の守護神が力強く宣言

 腰の張りを訴えていた広島・栗林良吏投手(26)が「腰椎椎間板症」と診断されたことが17日、分かった。16日に広島市内の病院で検査を受けていた。松原チーフトレーナーは「今後の運動を制限するような所見はないという診断を受けた。徐々に(状態を)上げていく」と説明した。

 この日、右腕はマツダスタジアムでの残留練習に参加。50メートル以上の遠投で力強い軌道を描いた。キャッチボールを再開した15日には、腰に「硬さや違和感がある」と言っていたが「ないですね」ときっぱり。「本当に順調。良い方向に進んでいる」と目尻を下げた。

 18日には予定通りブルペン投球を再開する。「慌て過ぎずに」と慎重姿勢を前提とし、捕手を座らせて変化球を投げることも想定している。投球練習後の体の反応などを確認した上で、その後の調整日程を決めていく方針だ。

 侍ジャパンは無念の離脱となったが、見据えるのは3年目のシーズンだ。「自分の中では全然(開幕に)間に合うと思っているし、そのための準備をしています。チームに迷惑もかけたくないですし、その辺はしっかり調整しながらやれればいいのかなと思います」。守護神の力強い言葉が頼もしかった。

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