広島・田村 充実の右越えソロ オープン戦9試合で打率・417 新井監督「全てを吸収」
「オープン戦、オリックス4-4広島」(17日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
貫く積極性が最高の結果を生んだ。七回。先頭の広島・田村俊介外野手がコットンの初球直球を振り抜き右越えソロを放った。「初対戦。受け身になると勝負としても負けになっていく」。自身オープン戦1号に充実感がにじんだ。
オープン戦は9試合で12打数5安打4打点、打率・417と猛アピールが続く。右足の上げ方を工夫するなどの1軍投手への対応策が徐々に結果につながってきた。新井監督も「良いね!良い!。全てを吸収している」とたたえた。
目指すはチームでは小園以来となる高卒2年目以内の開幕1軍。若き大砲は「やっと1軍レベルの投手に対してタイミングが合ってきた。与えられたチャンスで結果を残せるようにやっていきたい」と闘志を燃やした。