広島・田村 誓った1軍デビュー&初安打 初の開幕1軍 福留孝介氏の助言の成果「真っすぐ遅く見える」
初の開幕1軍入りを決めた広島・田村俊介外野手(19)が27日、1軍デビューとプロ初安打を誓った。
キャンプから1軍に抜てき。オープン戦では14試合で打率・278、1本塁打、4打点。少ない出番で結果を残し、つかんだ開幕1軍。笑顔がはじけた。
「(最終戦後のミーティングで)藤井ヘッドから“開幕はこのメンバーでいきます”と言われてうれしかったです」
未来の大砲候補。新井監督は思い切りのいいスイングを評価。沖縄キャンプでは視察に訪れた同じ左打者で元中日の福留孝介氏にアドバイスを求めたこともあった。その成果は徐々に表れた。
田村は「(14日の)名古屋(中日戦)の前辺りからタイミングの取り方を早くしたら、真っすぐが今までよりも遅く見えるようになった。球に慣れてきたというのもあるけど、これからも続けていきたい」と手応えを口にした。
プロ2年目。1軍の公式戦は未体験。
「初出場、初安打からですね。ちょっとずつ目標を立てていきたいと思います」
大きな目を輝かせながら夢舞台での活躍を誓った。