「広島４－２巨人」（７日、マツダスタジアム）

　広島は一度は逆転されたが、三回に西川が同点適時打とデビッドソンの犠飛で再逆転。六回には堂林が今季初出場で代打本塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

　投げては大瀬良の後、ターリー、松本、栗林と無失点リレーで今季初の連勝。中日、ＤｅＮＡと並んで４位タイとなった。

　新井貴浩監督は大瀬良について「大地が粘り強く投げてくれた。最後のブリンソンのところはしびれましたね」と振り返った。

　三回の逆転の場面には「マット（デビッドソン）も龍馬（西川）も試合をこなすためにだんだんと対応している。龍馬にしても微調整しながら彼本来の打席も増えている」と打線の復調を口にした。

　初回、三回と得点機には２番・野間が絡んだ。

　「野間を２番に置いているのは、彼の足を使いたいというのもある。バッティングの方も何か事を起こしてくれる、しつこい打撃をしてくれる。そういうことを期待しての起用ですからよかった」

　代打・堂林は本塁打。

　「かっこいいですね。オープン戦のときから打席の内容はよかったんですよね。フォアボールもしっかりとれていた。少ない打席だったので率は残っていなかったですけど、しっかりと捉えた打球が正面にいったりとか、私は彼のバッティングの状態と内容はよかったと思っていました。今シーズンの初打席は貴重な追加点ホームランですよね。彼にいいました、カッコイイじゃんと」

　８日の巨人戦は床田が先発する。