広島・新井監督 今季初5連勝で貯金生活突入 「そこはあまりそんなに」「まだ何試合?」

 勝利の瞬間、ベンチで手をたたいて喜ぶ新井監督(左)と首脳陣(撮影・田中太一)
 8回、無失点に抑えた九里は雄たけびをあげる(撮影・田中太一)
 4回、マクブルームの適時打で本塁へ走る秋山(撮影・田中太一)
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 「中日1-4広島」(11日、バンテリンドーム)

 広島は投打の歯車がガッチリかみ合って今季初の5連勝とし、貯金生活に突入。先発の九里は8回97球を投げ4安打7奪三振無失点。ストライクゾーンで積極的に勝負する投球が光った。

 4-0の九回にはターリーがピンチを作ったが、最後は栗林が中日打線を封じた。守護神は今季4セーブ目を手にした。

 打線は四回、マクブルームの先制打などで2得点。九回には秋山の2点適時三塁打でリードを広げた。秋山は4安打2打点と活躍した。

 試合後の新井監督の主な一問一答は以下の通り。

 -九里は前回から修正できた。

 「前回の登板(4日阪神戦4回1/34安打4失点)を反省して、修正がしっかりできていた。きょうのピッチングが彼本来のピッチングだと思うし、ナイスピッチングでした」

 -球速も出ていた。

 「そうだね。ストライク先行でどんどん打者に向かって行ってからね。彼本来のピッチングでしたね」

 -これで先発ローテ投手みんなに勝ちがついた。

 「先発投手に勝ちがついているというのは、すごく良い戦い方をしているということなので、みんなホッとしただろうし。また、次に向けて頑張ろうという気持ちになっていると思う」

 -中軸が打点を挙げた。

 「きょうはヒットもたくさん出て、アキ(秋山)はすごい。打つのも、守るのも、走るのも引っ張っていってくれているけど、彼ぐらいの打者だったら驚きはないけど、すごいと思う」

-固め打ちできているのは状態がいい証し。

 「彼は1打席も無駄にしないという気持ちと、集中力を感じる」

 -貯金1。

 「そこはあまりそんなに。まだ何試合?明日、良い日になるようにしっかり準備したいですね」

 -栗林は。

 「セーブシチュエーションになったからね。さすがうちのクローザーだなと。難しい場面(無死一、二塁)で行きましたけど、ナイスピッチングでした」

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