広島 来日初先発のコルニエルが8回途中1失点 先制許すも好投

 3回、満塁のピンチを切り抜け、雄たけびをあげるコルニエル(撮影・田中太一)
 2回、ソトの打球を好捕し、素早く二塁へ送球して併殺に仕留める上本(撮影・田中太一)
 1回、京田の打球に飛びつくコルニエル(撮影・田中太一)
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 「広島-DeNA」(21日、マツダスタジアム)

 来日初先発となった広島のロベルト・コルニエル投手(27)が7回2/3を投げて4安打1失点。七回まで好投を続けていたが、八回に先制点を献上した。

 初回2死一、二塁とピンチを背負ったが、桑原を中飛に仕留めて立ち上がりを無失点で切り抜けた。二回も味方失策で先頭の関根を出塁させたが、ソトを遊ゴロ併殺。最速156キロの直球に加え、変化球も制球しながら投球を組み立てた。

 三回も1死満塁を無失点。四回から七回まではDeNA打線をわずか1安打に封じ、テンポ良くアウトを重ねた。

 相手先発・今永との投手戦。しかし八回、先頭からの連続四球と安打で無死満塁のピンチを迎えた。4番・牧を空振り三振に斬ったが、1死後、代打・楠本の一ゴロの間に先制点を献上。ここで新井監督がベンチを立って交代を告げた。1点は失ったものの、109球の力投にはスタンドから温かい拍手が注がれていた。

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