広島・新井監督 遠藤のアクシデントは「打撃で手がしびれた」
「巨人5-4広島」(28日、東京ドーム)
広島は二回にデビッドソンの5号ソロ、三回には野間の二塁打から追加点を挙げたが、先発の遠藤が四回に坂本に逆転3ランを浴びた。
3点を追う九回には代打・松山の適時打などで1点差まで迫るが、あと一歩届かなかった。
広島新井貴浩監督は「あと一歩というところだったけど、最後まで諦めないという全員の気持ちがみられた。これからにつながる攻撃だったかなと思う」と振り返った。
九回は先頭の代打・韮沢の今季初安打から反撃開始。前夜のサヨナラ押し出し四球に続く活躍に「ニラもよく打った。昨日といい、今日といい、成長を感じている」と高評価した。
先発の遠藤は四回1死から岡本和に四球のあと、ベンチに下がった。そのあとに坂本に逆転3ランを浴びた。
「バッティングでちょっと詰まって、手がしびれて感覚がないような感じだったから」
四回の打席で横川の内角カットボールに詰まらせたところが原因と明かした。
デビッドソンは14試合ぶりの一発が飛び出した。
「内容は少しずつ上がってきているから。ホームでもビジターでも練習の前から打撃コーチと特打をしているので。その成果が少しずつ、内容的にも出てきている。他の打者はいい感じで対応できているので、彼も少しずつ上がってきているので、それがかみ合えば、もっと打線として良くなってくると思う」
4番のマクブルームも1安打1打点。
「2人とも少しずつ上がってきているなと思う」
29日はコルニエルが今季2度目の先発マウンドに上がる。