広島 今季初の2桁得点で3連敗阻止 栗林不在の一戦で大勝 関東でのビジターゲーム初勝利

 5回、ベンチからげきを飛ばす新井監督(左)=撮影・佐藤厚
 9回、左越えソロを放ち、あごタッチ攻めに遭う磯村(手前左)=撮影・伊藤笙子
 4本塁打を含む11点で大勝した広島ナイン(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人4-11広島」(30日、東京ドーム)

 広島は今季初の2桁得点、1試合4本塁打、先発野手全員安打で連敗を2で止めた。

 1-1の二回1死から上本が今季1号の勝ち越しソロ。続く三回1死では秋山が中堅への2号ソロを放った。さらに四回は今季初めて2番に入った西川が左中間へ2点適時二塁打。ベンチの期待に応えた。

 2点リードの六回には再び秋山が中前へ2点適時打。続くマクブルームが右翼席へ2号3ランを突き刺し、一挙5点を奪った。九回には代打・磯村が今季初アーチでファンを盛り上げた。

 前夜逆転サヨナラ弾を浴びた守護神・栗林がベンチ入りメンバーから外れた一戦だったが、先発のアンダーソンは5回6安打3失点で、今季初勝利をマークした。広島の3、4月の成績は12勝12敗。勝率5割で終え、今季の関東でのビジターゲームでは、6戦目にして初勝利を飾った。

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