広島 床田 長良川球場で凱旋登板 「大学を思い出しながら投げたい」

 キャッチボールで調整する床田(撮影・田中太一)
 練習を終え、笑顔を見せる床田(撮影・田中太一)
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 広島の床田寛樹投手が8日、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加した。左腕は9日、岐阜・長良川球場で行われる中日戦に予告先発する。

 同球場のマウンドは、中部学院大時代に何度も上がったことがある思い出が詰まった場所だ。大学4年秋のリーグ戦では、当時ドラフト上位候補だった中京学院大の吉川(巨人)と対戦。5打数1安打に抑え、その試合で当時の最速である148キロを計測した。

 「良い思い出の方が多いと思う。大学を思い出しながら投げたい」

 チームは開幕以来の3連敗で借金2。敵地での試合も4勝10敗と黒星が先行する。9日からチームは長期ロードに突入。4カード連続でビジターでの戦いが待つ。

 「ビジターでもファンの人がいっぱい来てくれるので、そこは力になると思う。何とか勝って良い流れをつくりたい」

 今季は5試合で2勝0敗、防御率1・67と安定感が光る左腕が、チームに白星をもたらす。

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