広島・林 2年ぶり1軍で3戦先発、攻守で存在感 マツダ6連戦に気合「(定位置を)しっかり守る」

 広島・林晃汰内野手(22)が22日、三塁の定位置確保を誓った。

 左肩痛で離脱したデビッドソンに代わって19日・阪神戦(甲子園)から2年ぶりに1軍昇格。3試合に先発出場し、10打数2安打3打点。守備でも好プレーを披露した。新井監督は「打席の中で勝負していく姿勢が見える。打席を重ねていったら対応できてくると思う」と期待を寄せた。

 21年はシーズン途中から三塁のレギュラーを獲得したが、昨季は一度も1軍からお呼びが掛からなかった。悔しい思いをしているからこそ、この絶好機を逃すつもりはない。

 「そうですね。(定位置を)しっかり守れるように頑張ります」

 23日からはマツダスタジアムで6連戦。

 「お客さんが満員に入ってるの初めてなんです」

 21年はコロナ禍で人数制限があった。本拠地の満員スタンドを心待ちにした。

 相手先発は福谷、涌井、柳と右腕が予想されるが、強敵との対戦に目を輝かせる。

 「福谷さんはファームで、涌井さんも楽天のときに、柳さんは2年前ですけどやったことがあるので、しっかり準備していきたい」

 チームは離脱者続出で暗いニュースが続くが関係ない。

 「若いんで、声出して頑張っていきたいです」

 4位からの再浮上へ若武者が勢いづける。

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