「オリックス４－０広島」（３０日、京セラドーム大阪）

　右内転筋筋挫傷で離脱していた栗林良吏投手（２６）が３０日、約１カ月ぶりに１軍に復帰。出番はなかったが、試合前練習ではスタンドのファンから拍手で迎えられた。

　「うれしいです。自分としても力になって、なんとか結果を出したいなと思いますし、ファンのみなさんを笑顔にしたい」

　抹消前は０勝４敗７セーブ、防御率５・５６と不調に苦しんだ。

　「落ちる前より調子はいいと思う。フォークも落ちてきている。２軍では１５０キロ超えてないけど、みなさんの声援が力になると思う。球速だけでいったらそこで上がるかな。あとは自信を持ってマウンドに上がるだけ」

　今度こそ、ファン、チームの期待に投球で応えてみせる。