広島が2連敗で5割逆戻り 鷹アレルギー発動、21年から5連敗 復帰後初登板の栗林が光明 1回無失点2奪三振

 7回、栗林の投球を見つめる新井監督(撮影・田中太一)
 6回、柳田に2ランを許す床田(撮影・田中太一)
 5回、一ゴロに倒れた秋山
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 「広島1-5ソフトバンク」(2日、マツダスタジアム)

 広島は大の苦手とするソフトバンクに完敗で2連敗。21年から続く連敗は5となった。貯金がなくなり、勝率5割となった。

 交流戦でのカード勝ち越しは過去17シーズン中1度のみという天敵の鷹相手に、この日も苦しい戦いとなった。二回、先頭のマクブルームの打球がソフトバンク先発の和田の左手に当たり、和田が降板。緊急登板となった板東を攻め、1死一、二塁、2死満塁の好機を作ったが、生かせずに無得点に終わると、流れはソフトバンクに。

 先発の床田が三回に中村晃に先制適時打を浴びると、六回には柳田に9号2ランを被弾した。

 打線は六回にマクブルームの5号ソロで1点を奪うのがやっとだった。

 一方で七回に右内転筋の筋挫傷から復帰した栗林が復帰後初登板を果たし、1回1安打無失点、2奪三振と上々の内容。今後に向けて1つ光明が差し込んだ。

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