広島が日本ハムに連勝 劇的リクエスト決着 矢野の好守が同点危機救う 交流戦3カード目で初の勝ち越し 九里が熱投5勝目

 9回、上川畑の打球をさばき、一塁へ送球する矢野(撮影・中島達哉)
 7回、スイングをアピールする九里(撮影・中島達哉)
 5回、先制ソロ本塁打を放ち、ナインに迎えられる坂倉(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム0-1広島」(7日、エスコンフィールド)

 広島が日本ハムに連勝で今季交流戦3カード目で初の勝ち越しを決めた。貯金は2とした。

 打線は五回1死から坂倉が日本ハム先発・加藤貴の初球、外角への129キロを左翼スタンドに運ぶ5号ソロで先制した。坂倉の左腕からの本塁打は今季初となった。

 投げては先発の九里が7回101球、2安打無失点の好投。その後、ターリー、矢崎で1点を守り切った。九里はチームトップの5勝目、矢崎はチームトップに並ぶ7セーブ目となった。

 九回2死一、三塁で、日本ハム・上川畑がぼてぼての遊ゴロ。矢野が懸命に前に出て捕球し、飛び込みながら一塁送球し、アウトに。際どいプレーとなり、新庄監督がリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。

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