カープ林 則本撃ち2打席連続二塁打 新井監督褒めた「コウタもナイスバッティング」

 「広島3-6楽天」(13日、マツダスタジアム)

 7試合ぶりのスタメン復帰。広島・林晃汰内野手(22)はたまっていた鬱憤(うっぷん)をバットに込めた。

 相手は楽天のエース・則本。二回2死はカウント1-1からの145キロを右中間へ打ち返し、二塁打にした。

 5点を追う五回無死一塁では追い込まれながら則本のフォークを中堅フェンス直撃の二塁打にし、反撃へとつないだ。

 「持ち味というか、しっかり試合に入っていけた。(則本に対して)ミーティング通り、しっかり真っすぐから入っていって、それを1打席目で打てたのでそれは自信になったのかなと思います」

 新井監督は「(林)コウタもナイスバッティングでした」と褒めた。

 5月19日に2年ぶりの1軍昇格。同日の阪神戦(甲子園)でいきなり適時打を放ち、23日・中日戦では特大の1号ソロも飛び出した。しかし、長くは続かず次第に出番は減っていった。デビッドソンの復帰で三塁が埋まり、さらに厳しい立場に追いやられたが、今度はマクブルームが不調で2軍落ち。再びスタメンが巡ってきた。

 「出たときはしっかり。代打でも途中からいってもスタメンでもやることは変わらない。自分の全力を出せるように頑張りたい」

 未来の大砲候補。今度こそチャンスをつかんでみせる。

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