カープ栗林 12試合ぶり三者凡退「すごく満足」 背番「20」大先輩・北別府氏に「恥じないように」

 「広島6-4西武」(17日、マツダスタジアム)

 三つ目のアウトを奪うと、グラブをたたいて軽快な足取りでベンチに戻った。八回に登板した広島・栗林良吏投手が12試合ぶりの三者凡退。3試合ぶりの無失点投球に「すごく満足する投球だった」と笑顔だった。

 先頭のマキノンを三ゴロ、長谷川を二ゴロに仕留め、古市を空振り三振に封じてリードを守った。10日・ロッテ戦でサヨナラ負けを喫した後に、投球フォームを変更。15日の楽天戦までクイックで投げていたが「何とか変えないといけないこともある」と、右足に体重を乗せることを狙いとして、この日から足を上げて腕を振った。

 16日に北別府学氏が逝去。背番号20の大先輩が天国に旅立ってから、この日が最初のマウンドとなった。「この番号に恥じないように、やっていきたい」。敬意を胸に再出発を切った。

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