カープ松山 同郷の北別府さんに誓う「1年でも長く」「鹿児島の出身選手として」
広島OBで16日に65歳で死去した北別府学氏の葬儀が19日、広島市中区の玉泉院中央会館で営まれた。親族と一部関係のみで営まれた18日の通夜には広島・松山竜平外野手(37)も参列し、涙ながらに北別府氏との約束を守ると誓った。「(同氏と同じ)鹿児島の出身選手として『1日でも長く、1年でも長くプロ野球選手を続けられるように頑張ってくれ』といつも言われていた。北別府さんに言われたように頑張っていきたい」と話した。
同郷という縁で球場などでは何度も声をかけられた。闘病生活中、一時病状が回復したと伝えられると安堵(あんど)していた。それだけに訃報を耳にしたときは「信じられなかったという思いしかない」と振り返った。
今季で16年目。チーム最年長の37歳は、開幕から代打の切り札として何度も勝利へ導いてきた。「まだまだ現役で本当に1年でも長く」。北別府氏の思いも胸に結果を出し続けていく。