広島・新井監督「最後惜しかったけど、相手のプレーが素晴らしかった」ヤクルト内山の執念に脱帽

 8回表終了時、選手交代を告げた新井監督(撮影・佐々木彰尚)
 9回、西川は左犠飛を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 1回、並木の三ゴロを一塁に送球するデビッドソン(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト4-2広島」(2日、神宮球場)

 広島は二回に上本の適時二塁打で先制したが、四回に先発の森がオスナに逆転3ランを浴びる。

 九回には1死一、三塁から西川の犠飛で1点をかえすが、それまで。逆転負けで4カードぶりの負け越しとなった。

 新井貴浩監督は逆転弾を食らった森について「でも、投げているボールは良かった。前回の初先発のときより、投げているボールは良かったと思う。彼は抑えても打たれても勉強だから。また次の登板、期待したい」と責めることはなかった。

 打線も序盤に不安定な投球だった高橋を捕まえきれなかった。「まぁそんなに簡単に連打できるような投手ではないし。それよりも、最後あともうちょっとのところまで。龍馬もナイスバッティングだったけど、あれは相手の、レフトを褒めるしかない。そんなプレーだったと思います。龍馬もナイスバッティングだった」

 逆転負けに終わったが最後まで諦めない姿勢は見せた。「もちろん。いつも言っているように、最後まで諦めない。ベンチもそうだし、そういう雰囲気だったし、最後惜しかったけど、あそこは相手のプレーが素晴らしかったと思います」

 久々の連敗に終わった。「それは関係ないからね。一戦一戦ということで、連敗とか全然関係ない。明日しっかり休んで、また明後日から一緒に頑張りたい」。4日からはマツダスタジアムに戻って首位・阪神と3連戦が待つ。

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