広島・新井監督 3ランの田中に「復活というより“新しい広輔”を見せてくれている」

 1回、3ランを放った田中はナインに迎えられ笑顔を見せる(撮影・田中太一)
 1回、3ランを放った田中(2)を出迎える新井監督(撮影・高部洋祐)
 塹江からウイニングボールを受け取る床田(撮影・田中太一)
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 「広島9-1阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島が首位・阪神との3連戦初戦を制し、ゲーム差を2・5に縮めた。初回に西川が先制の2点右前適時打。さらに田中が右越えに5号3ラン。三回には坂倉が中前適時打を放って、苦手の西勇をKOした。

 七回には西川が加治屋から7号3ランで突き放した。西川はプロ入り初の1試合5打点、この日でチームトップの36打点となった。

 投げては先発・床田が7回7安打1失点でチームトップの7勝目を挙げた。投打がかみ合って連敗を2で止め、本拠地・マツダスタジアムで6連勝。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。

 -打線が初回から、つながった。

 「いい攻撃だったと思いますね」

 -試合前の段階で、西勇の被打率は右打者が・338、左打者が・216。

 「もちろん被打率は分かっているけど、ウチの左バッターはレベルが高い。一概に、数字だけでは当てはまらない」

 -4番・西川が5打点。

 「先制打といい、ホームランといい、勝負強い4番のバッティングをしてくれていますよね。本当に頼りになります」

 -田中も3ラン

 「今日も強く引っ張った、彼の持ち味というか、いいホームランでしたね。復活というより、新しい広輔を見せてくれているような感じがしますね」

 -1軍に再昇格した小園がスタメン。

 「久しぶりの1軍、先発(出場)で緊張したんじゃないかな。ヒットは出てないけどしっかりと守備で足も動いているし、内容的にはまずまず、いい内容だと見ている。あとは試合に出て慣れていけば上がってくると見ています。足はよく動いていたし、表情もいい表情をしていた」

 -床田の投球も危なげなく。

 「さすがのピッチングですね。きょうもナイスピッチングでした」

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