カープ大瀬良 昨年7月から中日戦5連敗 六回暗転「自分のミス」分岐点の与四球を悔やむ

 「中日5-1広島」(8日、バンテリンドーム)

 広島・大瀬良大地投手(32)はベンチで立ったまま、九回表の攻撃を見守った。懸命に仲間を鼓舞する姿は、いつもと変わらない。だがチームは2連敗。勝負どころで踏ん張れず「調子自体は悪くはなかったと思うんですけど、結果的に負けてしまっている」と7敗目を受け止めた。

 立ち上がりから文句なしの投球を見せた。短い投球間隔で腕を振り、直球とカットボールを主体に相手を寄せ付けない。五回を終えて球数は63球。中日打線を2安打に抑えていたが、1点リードの六回に暗転した。

 先頭の岡林に四球。この試合初めて先頭打者を出塁させ、続く大島に手を焼いた。2球で追い込むも、ファウルで粘られて11球目を左中間へ。同点の適時二塁打とされ、なおも1死二塁からビシエドに勝ち越しの右前適時打を許した「ああいう形で先頭を出してしまうと、点に絡みやすい。防ごうと努力はした。自分のミス」。分岐点となった岡林への四球を悔やんだ。

 七回1死二、三塁は代打・後藤の中犠飛で3点目を奪われた。7回6安打3失点で降板し、前回1日・ヤクルト戦に続き自身2連敗。中日戦は昨年7月8日から5連敗となった。「また勝てるようにしっかりやりたい」と前を向いた大瀬良。次戦での巻き返しを期した。

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