カープ西川龍馬 8月初旬復帰に照準 右脇腹肉離れも「多少痛くても戻るつもり。再発したらドンマイ」
右脇腹肉離れで離脱している広島・西川龍馬外野手(28)が20日、廿日市の大野練習場でマシンを使ったジョギングとメディシンボールに乗ってのキャッチボールを再開。8月初旬の1軍復帰を目指し、調整していく考えを明かした。
西川は早期復帰に意欲を見せた。12日に右脇腹の肉離れで登録抹消。故障箇所が箇所なだけに長期離脱も危惧されたが、本人にそんなつもりはなかった。
「もう大丈夫です。(8月)半ばまでかからないですね。多少痛くても戻るつもりやから。再発したらドンマイです。完全に良くなるなんてそんなん(待っていられない)。前回やったときもある程度、動けるようになって(1軍へ)行った」
痛みを感じたのは5日・阪神戦(マツダ)で大竹と対戦したときだという。それでも3安打。そこからは首脳陣にも隠して出場を続けた。
「ずっとぴりっと来てた。最後、力を入れたらやっぱりアカンかった。それまで4割、5割くらいでしか振ってなかった」
その時点で両リーグトップの99安打を記録するなど、打率・327、8本塁打、40打点とチーム三冠王として打線をけん引。初の球宴出場も決めていた。
離脱時は「さすがにへこんだ。なかなかへこまんけど。今回はさすがに食らった」と明かす。チームは2位で前半戦を終えた。首位と1ゲーム差。手の届くところにある。
「バットを振れるようになったら早いと思う」
2軍戦出場も最低限に。一日も早く戦列に戻るつもりだ。