広島 前日失策の小園が同点適時打 野間も好守備を披露
「阪神タイガース-広島東洋カープ」(29日、甲子園球場)
広島が三回、小園海斗内野手(23)の適時打で試合を振り出しに戻した。
1点を追う三回1死二塁で青柳から右前適時打。追い込まれながらも144キロ直球をはじき返し「(先発の)森下さんが頑張っているので、まずは同点に追い付くことができて良かったです」と振り返った。
前日28日の一戦では三回、近本の打球を処理した際に失策。それを皮切りに2点を失い、チームも敗れる痛いプレーだったが、次戦で挽回してみせた。
同じく同戦で失策を記録した野間も三回1死一塁で、森下の右翼ファウルゾーンへの打球をスライディングキャッチ。初回から三者凡退のイニングをつくれず苦心の投球を続ける先発・森下を守備で鼓舞した。