広島・新井監督、首位攻防戦は2敗1分け 阪神は「強いチームだなと思いました」
「阪神タイガース4-2広島東洋カープ」(30日、甲子園球場)
広島は六回に9試合ぶりにスタメン復帰した菊池の適時打で1度は同点に追いついたが、その裏、大瀬良がつかまり再びリードを許すと、追いつくことはできなかった。
首位で敵地に臨んだ首位攻防戦は2敗1分けに終わった。
新井貴浩監督は先発の大瀬良について「粘ってね、投げてくれたと思いますよ。ボール自体もね、いいボールはいってたと思いますしね。(森下の勝ち越し2ランは)まあそこはね、まあ大地が一番悔しいんじゃないかなとは思います」
大瀬良が先発時に打線の援護がない。
「やっぱそれはね、今年ね、開幕してからずっと大地の時になかなか援護できてないっていうのはね、分かってるし、そこはまた次ね、大地が投げる時にそこをね、野手のみんなも分かってると思うので期待しましょう」
今季初対戦となった伊藤将に八回途中まで2得点に抑えられた。
「やっぱりいい投手なんでね、そう簡単に連打はできないとは思ってたけど、やっぱり最後ね、(八回に)ああいう形で若い選手がね、チャンスをつくってくれて、ベテランのね、会沢がまた勝負強いところをね、見せてくれたんで、その次につながると思いますね」
八回は会沢の適時打のあと、代走を2人出す勝負手に出た。
「代走ね、ダブルのね、もちろんもちろん。そこはもう勝負だと」
菊池は16日以来、2週間ぶりのスタメン復帰。
「久しぶりにスタメンで出て、体の状態が問題ないということなんで、そこはすごく安心しています」
首位攻防3連戦を終えて阪神について「やっぱり投手もいいし、守りもいい。強いチームだなと思いました」と振り返っていた。
首位・阪神とは1ゲーム差に開いた。マツダスタジアムに戻り、8月1日からDeNA3連戦に臨む。