「広島東洋カープ４－２横浜ＤｅＮＡベイスターズ」（２日、マツダスタジアム）

　広島が接戦を制し連敗を３で止め、阪神とのゲーム差を１とした。

　初回に４番・上本が先制打を放ち、二回は投ゴロの間に加点。終盤の八回は、相手の四球も絡め３本の安打を集め２得点し突き放した。

　投手陣は、森が６回８安打１失点と要所を締め「勝利の方程式」にバトンタッチ。ターリー、島内、矢崎がつなぎテープを切った。

　試合後の新井監督の主な一問一答は下記の通り。

　－接戦を制しての勝利。

　「森もヒットは打たれましたけど、ホームは踏ませないという、良いピッチングだったと思います」

　－打線は八回の２点が大きかった

　「大きかったですね。（投手への適時内野安打を放った代打の）松山さんも、足が速いですね。大きかったです」

　－４番・上本が決めて送ってつないで

　「前も言ったけど、本当に欠かすことのできない貴重な選手。今日は打点も挙げてくれましたし、送ってくれますし、本当に素晴らしい選手だと思います」

　－１点差で推移する試合が続いて中で二回にリードを２点とした。

　「大きかったね。結果的に森が追い込まれながらもよくバットに当ててくれて、ショートゴロの間に小園が帰ってきてくれた。あそこは小園の走塁が素晴らしかった。二塁走者としての場面で、ショートへの当たりで迷うことなく三塁へ行った走塁も素晴らしかったですし、森が何とか当てたときの三塁から本塁へのスタートがすごくいいスタートだった。最近、振れてきて、彼本来のバッティングになってきているんですけど、打つことだけじゃなく、きょうのように二塁から三塁に行った判断、あと三塁から本塁に行った思いきり。走塁のほうもいいものを見せてくれている。打つだけじゃなく、打つ、守る、走る。すべての面で彼の成長を感じた試合でした」

　－大型連勝から連敗が続いたが。

　「関係ないから、そんなの。全然気にしてないし、関係ないから。勝負ごとなので、連勝することもあれば連敗することもある。目の前の一戦という形で。連敗は関係ないからという形で」