広島・西川 8日にも1軍復帰 屋外で初ノック、スライディング、ロングティー 新井監督「順調なら」
「広島東洋カープ0-0横浜DeNAベイスターズ」(3日、マツダスタジアム)
右脇腹の肉離れのため離脱中の西川龍馬外野手(28)が早ければ8日・ヤクルト戦(神宮)にも1軍復帰することが3日、分かった。この日は岩国市の由宇練習場で2軍の試合前練習に参加。故障後初めて屋外でノック、スライディング、ロングティー打撃などを行い患部の状態を確認した。
西川がいよいよ帰ってくる。
「来週ぐらいに戻れたら。2軍は出ると思います。あとは1軍で。早めに戻れたら」
週末のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)を経て、早ければ8日・ヤクルト戦(神宮)にも1軍復帰となる。当初は8月第1週での復帰を目指してきたが、左脇腹の肉離れは再発の恐れのある箇所のため慎重に調整を進めてきた。
この日は故障後初めて屋外で外野守備、走塁、ロングティー打撃で汗を流した。
「大丈夫、問題ないです。順調というところですね」
その後、行われたウエスタン・オリックス戦には参加せず大野室内練習場に移動して打撃練習を行った。
早期の1軍復帰を期待する首脳陣からは2軍戦を経ずに1軍で調整のプランも示されたというが、実戦出場を希望した。
「投手が投げた球に対して振れるかどうか。そこが最終確認。1試合でも大丈夫です」
前日のお立ち台では離脱中、代わりに4番を務める上本が「西川龍馬、早く帰ってきてくれ。頼む」と異例の呼びかけも。新井監督も「順調なら来週かな」と認めた。
ファンもチームメートも誰もが待ちわびる復帰。天才打者が真夏の鯉を強くする。