広島大敗で阪神と2・5差 3本塁打を許した岡本和に新井監督「次の対戦では向かっていっても」
「広島東洋カープ0-13読売ジャイアンツ」(6日、マツダスタジアム)
広島は今季ワーストの被安打18、同ワーストタイの13失点で巨人に大敗。連勝は3でストップし、首位・阪神とのゲーム差は2・5に広がった。
先発・大瀬良が、今季ワーストの1試合3被弾を浴び、5回8安打4失点と精彩を欠いて9敗目。中継ぎ陣も踏ん張れず、八回は4番手・河野が代打・中田翔に3ラン、続く岡本和にこの日3本目の一発を許すなど、今季ワーストの1試合5被弾と大量リードを許した。
打線も初回から先発・メンデスを捉えられず、今季10度目の完封負けを喫した。
試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。
-大瀬良は球速も球威も本来の姿ではなかった。
「彼はその辺りも『どうだったか』と自分自身で分かっていると思う。修正して次のマウンドに上がってもらいたい」
-展開的に難しい状況だったが、中継ぎ陣も失点。
「流れが(相手に)行っている展開で、ブルペンもすごく難しかったと思う。(2本の本塁打を浴びた)河野は久しぶりの登板で、結果的にああいう形になりましたが、彼にとっては抑えても打たれてもそれが勉強。そう思って、またやってもらいたい」
-メンデスとは2度目の対戦。
「クイックで投げたり、足の上げるタイミングを変えたり、いろいろ工夫はしているなと見受けられました」
-この日3本塁打を許した岡本和へは、次回対戦で対策も必要。
「素晴らしい打者だから、そう簡単には抑えられないですけど、また次の対戦の時はとにかく、向かっていってもらいたいなと、そう思います」
-監督として初の「ピースナイター」
「広島にとっては特別な日に、このような試合になって申し訳ない。特別な日なので。これも私がしっかり反省して、また来週からしっかり戦っていきたい」