3連敗の広島・新井監督 3試合で29失点の投手陣に「そういう時もある。野手陣が援護してあげたい」
「東京ヤクルトスワローズ11-5広島東洋カープ」(9日、神宮球場)
広島は先発の森が北村にプロ初安打となる満塁本塁打を食らうなど4回8失点でKO。リリーフ陣も打ち込まれ13安打11失点で3連敗となった。
広島・新井貴浩監督は森について「ストライク先行できずに苦しい投球になったのかな。前回はいい投球、良かったり悪かったりを繰り返しながら、少しずつ成長していくものだと思うから、次回の登板を頑張ってもらいたい」と話した。
三回に7失点したが四回も続投させた。
「三回では代えさせられない。ブルペンのことを考えたらね。うん。その時だけ見てはできないから、ましてや夏場だから消耗が激しいし、あそこは代える気は一切なかった」
河野、ケムナとブルペン陣も失点を重ねた。
「そこら辺は展開的には難しかった。昨日も、難しかったけど、野手陣は最後まで、序盤のビッグイニングで苦しい展開になったけど、野手陣は最後までしっかり最後まで攻撃してくれたと思います。また随所に矢野にしても小園にしてもいいプレーが見れた。また明日、備えたい」
前日、右手のひらに打球を受けた中崎については「明日また状態を見て、また判断したい」。
投手陣は3試合で29失点。
「そういう時もあると思うし、夏場はどうしてもね、投手陣は苦しいと思うから。今日もあきらめずに攻撃してくれたんで。何とか点を取って野手陣が援護してあげたい」
首位・阪神とは4・5ゲーム差に開いた。