広島が今季2度目の4連敗 首位・阪神とは5・5ゲーム差に 床田が今季最短3回7失点KO

 3回11安打7失点でKOされた床田(撮影・佐藤厚)
 7回表終了後、選手交代を告げベンチに戻る新井監督(撮影・佐藤厚)
 プロ初登板で2回無安打無失点4奪三振の好投を見せた益田(左)=撮影・佐藤厚
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 「東京ヤクルトスワローズ13-3広島東洋カープ」(10日、神宮球場)

 広島は序盤の大量失点が響いて、今季ワーストタイの4連敗を喫した。被安打18、13失点はいずれも同ワーストタイで、神宮での開幕カード以来となる同一カード3連敗。首位・阪神とのゲーム差は5・5に広がった。

 試合前時点でリーグトップの防御率1・70を誇っていたチームの勝ち頭、先発・床田が精彩を欠いた。初回から7者連続出塁を許すなど一挙6失点。一回だけで打者10人、37球を費やすなど3回11安打、7失点(自責点5)。防御率は2・05まで悪化するなど、役割を果たせなかった。

 四回からはドラフト3位の益田がプロ初登板。四回は村上、サンタナ、中村を3者連続空振り三振に斬り、続く五回も三者凡退に相手打線を料理した。最速は155キロで2回無安打4奪三振無失点。敗戦の中での収穫となった。

 広島は今3連戦で計29失点。6日・巨人戦でも18安打13失点を喫しており、投手陣が踏ん張れない状況が続いている。

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