広島猛攻 末包の満塁弾で初回6得点「同期の黒原にいい援護ができて良かった」

 1回、勝ち越しとなる満塁弾を放つ末包(撮影・田中太一)
 先発し、投げ込む黒原(撮影・田中太一)
 1回、勝ち越し満塁弾を放った末包はナインに迎えられ歓喜する(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ-東京ヤクルトスワローズ」(27日、マツダスタジアム)

 広島が初回、2死走者なしから打者9人攻撃で一挙6点を奪い、逆転に成功した。

 2点を奪われた直後の初回2死。3番・小園が左前打、西川が四球、デビッドソンの死球で満塁と相手先発・高橋を攻め立てた。ここで6番・坂倉が中越えに2点適時二塁打を放ってすぐさま試合を振り出しに戻した。坂倉は「初回に点を取られた後の攻撃で、すぐに取り返すことができてよかったです」と振り返った。

 なおも二、三塁で堂林が四球を選び、再び満塁。ここで8番・末包が右中間へ5号グランドスラムを放ち、球場全体はお祭り騒ぎとなった。

 プロ2年目の末包にとって満塁弾は昨年5月8日・DeNA戦以来、2本目。この日先発の黒原とは同期入団ということで「同期の黒原に、いい援護ができて良かったです」と振り返った。

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