広島・新井監督 西川の交代に「大丈夫。ピリッとなる前に止めている」 完投の森下を絶賛「ブルペン助けてくれた」
「広島東洋カープ3-1中日ドラゴンズ」(2日、マツダスタジアム)
広島は森下が細川の一発による1失点のみの完投勝利で8勝目を挙げた。
打線は二回に末包の先制打、三回は代打・松山の犠飛、デビッドソンの適時二塁打で追加点を挙げた。
これで土曜日のマツダスタジアムは12戦全勝となった。
広島・新井貴浩監督は森下について「球数的にもまだ行けました。素晴らしいピッチングでしたね。ランナーを出しても、粘り強く、彼らしいピッチングだったと思います。本当に中継ぎがここ最近増えている投手が多かったので、ブルペンも助けてくれました」と絶賛した。
打線ではデビッドソン、末包が好調を維持している。
「マットもずっといいですし、今日もナイスバッティングだったと思います。末包さんも『もうつかんだ』と言っていましたので、今日もつかんだバッティングをみせてくれましたね」
以前痛めた右脇腹に異変を訴え西川が途中交代した。
「大丈夫。ピリッとなる前に止めているので。本人からも嫌な感じがあるということだったので、こちらから止めておけと。試合中に。打席中にスイングしたときにと。もう残り試合も少ないですし、彼がいなくなったら困るので。よく言ってきてくれたと思う。抹消はしない。様子を見て。治療しながらということ」
代わって代打・松山が犠飛で追加点。
「松山さん、さすがですね。さすが頼りになりますね、松山さん」
3日は中4日で九里が先発予定。
「先々のカードを見越した上で中4で行ってもらうことは決めていたので。本人も鼻息荒くしていたので楽しみですね」
残り21試合となった。