広島・新井監督 栗林ベンチ外に「ちょっと疲れがあるということなので」9ゲーム差にも「今日は終わったんで」

 阪神に敗れ、一塁側ベンチを見つめる新井監督(中央)=撮影・中田匡峻
 6回、二盗に失敗する田中(撮影・立川洋一郎)
 8回、デビッドソンは大山の打球に飛びつくも適時二塁打となる(撮影・山口登)
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 「阪神タイガース4-1広島東洋カープ」(8日、甲子園球場)

 広島は先発の床田が森下、佐藤輝に一発を浴びるなど5回3失点で6敗目を喫し、首位・阪神との3連戦初戦を落とした。

 打線は秋山、西川と故障者が復帰して臨んだが、村上の前に沈黙。八回に代打・松山の適時二塁打で1点を返すのが精いっぱいだった。チームは連敗で首位・阪神とは6月5日以来の9ゲーム差に開いた。

 新井貴浩監督は試合後、打線について「防御率1点台の投手だし、今日もコントロールが良かったですよね。各打者のアプローチの仕方は良かったと思います。なかなか連打、連打で点を取れる投手ではないので、相手にいいピッチングをされた」と振り返った。

 復帰の秋山は移籍後初となる1番に起用した。

 「久しぶりの1軍なんで、どんどん打席に立ってもらいたいと思った。あまり余計なことを考えずにどんどん打席に立ってもらいたいと考えた。そういう意図は。まあどんどんね。微調整して、状態を上げていってもらいたいなと思います」

 先発の床田は5回3失点も敗戦投手に。

 「粘って投げてくれたと思いますよ」

 栗林はベンチを外れていた。

 「ちょっと疲れがあるということなので。まあ明日は大丈夫だと思います」

 首位・阪神との直接対決初戦を落とした。

 「今日は終わったんで、また明日の試合に備えていきたいと思います」

 残りは16試合となった。

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