広島・新井監督 9四球を勝利につなげられず「得点に結びつけられなかった。そこは私が反省したい」一問一答
「広島東洋カープ1-4中日ドラゴンズ」(29日、マツダスタジアム)
広島は打線がつながりを欠き、痛い黒星を喫した。計9個の四球をもらいながら、得点は九回の1点のみ。中盤に3イニング連続で得点圏に走者を進めながら無得点に終わった。
0-3の五回は3四球から2死満塁とした。上本に代わり送り出した代打・松山は二ゴロ。六回1死に、三塁では秋山が遊飛に倒れ、末包も二飛に終わった。七回も先頭から2連続四球で得た1死一、二塁で代打・デビッドソンが三ゴロ併殺打に打ち取られた。
3位・DeNAが阪神に勝利したため、ゲーム差は1に縮まった。
今季は残り2試合で、30日からは阪神との2連戦だ。30日に広島が阪神に勝ち、DeNAがヤクルトに負けか引き分けると、広島の2位が決まる。
試合後の新井監督の主な一問一答は下記の通り。
-森下投手(5回3失点、自責点2)について。
「球自体のキレというのは、ここ数試合で一番良かったんじゃないかな。多分、本人も思っていると思うので、あとはしっかりCSに向けて調整してほしいなと思います」
-打線は五回、森下投手に代打を送って勝負をかけた。
「ここだと思って勝負に出たけどね。でも、きょうはフォアボール9つ?みんなが粘ってフォアボール取ってくれた中で、それを得点に結びつけられなかった。そこは私が反省したい」
-秋山が復帰した。6番で出場。
「打線ときょうのピッチャーを見て。打線のつながりを考えて」
-坂倉が規定打席クリア。球団捕手では4年ぶり。
「キャッチャーに戻って最初のシーズンで本当によく頑張ってくれました。もっともっと今シーズンは苦労するのかな、と思ったんですけど、本当によくやってくれていると思います。頑張ってくれている。もっと苦労するかと思ったけど想像以上に頑張ってくれていると思います」