引退の広島・一岡ファミリーが始球式 2人の息子の投球に新井監督が大きな声 両軍ベンチ、ファンからは大きな拍手

始球式に向かう(左から)一岡、次男・凌生くん、長男・大凱くん、三男・伊織くん、妻・紀美子さん(撮影・中田匡峻)
次男・凌生くんに指示をする一岡(撮影・中田匡峻)
始球式に臨む一岡の長男・大凱くん(右手前)と次男・凌生くん(撮影・中田匡峻)
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 「広島東洋カープ-阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)

 今季限りでの現役引退を発表した広島・一岡竜司投手(32)が家族とともにグラウンドに登場。2人の息子が始球式を行った。

 一岡は次男・凌生くん、三男・伊織くんを抱っこする妻・紀美子さんが長男・大凱くんに付き添ってマウンド前へ。長男・大凱くん、次男・凌生くんの投球に歓声がわき起こった。新井監督はベンチから身を乗り出すようにして声をかけ、両軍のベンチからも拍手が送られた。

 一岡は試合前に引退会見。ユニホーム姿で「当時は専門学校からプロに入り2、3年できればいいなと思っていた。移籍も経験して12年も(現役を)できて、周りの方に恵まれた12年間だった」と振り返った。

 藤蔭高から沖データコンピュータ教育学院を経て、2011年のドラフト3位で巨人に入団。14年から広島に移籍すると、17年から2年連続で59試合に登板し、フル回転で中継ぎ陣を支えた。

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