広島 現役引退の一岡が現役最後のマウンド オール直球で見逃し三振 マツダ大歓声 右腕は感謝

6回、マウンドに向かう一岡(左)。右は新井監督(撮影・中田匡峻)
6回、島田を三振に仕留める一岡(撮影・田中太一)
 現役ラスト登板を終えて、大瀬良(中央左)らと握手を交わす一岡(撮影・立川洋一郎)
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 「広島東洋カープ-阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)

 広島は2点ビハインドの六回から引退を発表している一岡竜司投手が登板した。

 マウンドで待つ新井監督からボールを受け取り、ナインが集まる中、投球練習するという異例の光景。

 島田に対して全球ストレートでフルカウントからの8球目、144キロで見逃し三振を取ると場内から大きな拍手が送られた。

 打者一人でお役御免、中崎にボールを手渡し後を託し最後のマウンドを降りた。

 一岡は藤蔭高から沖データコンピュータ教育学院を経て2011年のドラフト3位で巨人に入団。14年からFAの人的補償で広島に移籍した。

 試合前まで通算289試合に登板し、17勝14敗7セーブ、84ホールド、防御率2・77。

 試合前には2人の子どもが始球式を行い、試合後には引退セレモニーが行われる予定となっている。

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