広島秋季Cは実戦漬け 若手の成長&特性見極め 新井監督「来年2月のキャンプ1軍スタートがあるかも」

 広島・新井貴浩監督(46)は22日、11月に宮崎県日南市で行う秋季キャンプについて、実戦漬けになると明かした。

 「量も質もしっかりこなしたい。紅白戦だったり実戦の練習を多く入れたい。実戦の中でどういう動きを見せるのか見てみたい」

 参加メンバーは若手中心。今季1軍未出場の選手も多く含まれる。試合の中で成長具合や特性を見極める考えだ。

 「良いものを見せてくれた若い選手は来年2月のキャンプ1軍スタートがあるかもしれない。そういう目でこっちは見ています。アピールしてほしい」

 その先にあるのは若手の成長による現有戦力の底上げだ。21日の松田オーナーとのシーズン報告でも話題になったという。

 「20歳から26歳ぐらいでチームの核になる選手は必要という話をしていただきました。若い選手ってどこでバーンと跳ね上がってくるかわからないのでそこは楽しみ」

 実戦の中でキラリと光る原石を発掘し、常勝球団の礎を築く。

 ◆帰国 広島のターリー投手、マクブルーム内野手、デビッドソン内野手が羽田空港発の航空便で。いずれも来季の去就は未定。

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