カープ新井監督 競争は「フラット」 野手若返り懸案事項も「それありきではスタートしない」

 広島の新井貴浩監督(46)が23日、チーム内競争開始のゴングを鳴らした。現在の主力野手は30代が多いが、来季も世代交代を主眼に置いたチーム作りはしないと明言。年齢に固執せず、結果を出した選手を起用すると話した。

 野手の若返りはチームの懸案事項の1つ。新井監督は「20~25歳の核となる選手を育てないといけないというのはある」とした上で、こう力を込めた。

 「それありきではスタートしない。結果を出しているのに無理に世代交代を進めるということはやらない。フラットな目で見たい」

 今季は田中が復活した。前年の41試合から大幅増の111試合に出場。会沢もシーズン終盤はスタメンマスクをかぶる機会が増えた。ベテランの奮闘もあったからこそ2位でシーズンを終えられた。

 競争原理はプロの大前提。指揮官は若鯉にベテランに負けないアピールを求めている。「今年は今年、来年は来年。またみんなで切磋琢磨してやっていこうという感じ」。激しいバトルがチームを強くする。

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