カープ新井監督 末包に〝持ち味磨け〟指令 「自分の長所は何なのか、そこを考えて」
広島・新井貴浩監督(46)が24日、末包昇大外野手(27)に持ち味に磨きをかけるよう求めた。今季、初の2桁本塁打をクリアして飛躍への土台を整えた男に「自分の長所は何なのか、そこを考えて長所を伸ばすことを考えてやってもらいたい」と要望した。
末包は昨季を大きく上回る65試合に出場。自己最多の11本塁打を放ち、持ち味の長打力で勝利に貢献する場面が目立った。146打席で11本塁打という割合に指揮官は「いい数字だと思う」と評価を与えた。
加えて「本人も感覚的に、まだ全部ではないでしょうけど『これ、イケるかも』というのはつかんだと思う。そこをどんどん伸ばしてもらえれば」と今季からの上積みに期待。さらなる成長曲線を描く姿をファンとチームは待っている。