広島5位・赤塚 ここぞで頼れる投手に 195センチ、109キロの最速153キロ大型右腕
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
広島から5位で指名を受けた赤塚健利投手(22)=中京学院大=は「早く名前が呼ばれないかなと緊張した。非常に安心しました」と表情を崩した。
195センチ、109キロの大型右腕。メジャークラスの長身からの最速153キロを武器に、3年の春季リーグでは6勝を挙げて岐阜県リーグ優勝に貢献した。
静岡県磐田市の生まれだが、高校から中京学院大中京に進み、3年夏の甲子園では準決勝進出を果たした。同級生に阪神の藤田、1学年下にオリックスの元がいる。
親元を離れて暮らす期間が長く、「一般社会のことや、親のありがたみを知るために」とすし店でアルバイトにも精を出す。「ストレートと変化球の緩急が自分の持ち味。ここ一番で任せられるピッチャーになりたい」と目標を掲げた。
◆赤塚 健利(あかつか・けんと)2001年7月1日生まれ。22歳。投手。静岡県出身。右投げ右打ち。195センチ、109キロ。小学1年時から野球を始め、福田中時代は掛川シニアでプレー。中京学院大中京では1年秋からベンチ入り。3年夏に甲子園出場。中京学院大では岐阜リーグの3年春に最優秀投手賞を受賞。最速153キロの直球に、フォークやツーシームも武器。