カープ黒原&森 同期コンビが130球超熱投 新井監督の前で猛アピール合戦

 「広島秋季キャンプ」(19日、日南)

 先輩4人衆に割って入れ!広島・新井貴浩監督(46)が秋季キャンプ最終クール2日目の19日、来季3年目を迎える黒原拓未投手(23)と森翔平投手(25)の躍進に期待を寄せた。指揮官の前で2人ともブルペンで130球超えの投げ込み。来季3年目の同期コンビが、新たな戦いへの思いを体現した。

 黒原は139球、森は132球の熱投。新井監督は「最後まで球が強く、いい球を投げていた。楽しみ」と、満足げにうなずいた。

 ともに今キャンプ最多の球数で「最初からたくさん投げようと思っていた。バランスや力の入れ具合など、得たモノがあった」と黒原。森も「体に覚えさせる意味も含めて投げ込もうと。後半も直球の力は弱くならなかった」と収穫を挙げた。

 黒原は今季5試合で0勝1敗、森は12試合で4勝2敗。指揮官は「どんどん力を付けて、先輩方を脅かす存在になってほしい」と大瀬良、九里、床田、森下の4本柱に食い込む台頭を願った。

 それが実現しそうなほど、秋の成長は著しい。鯉将は「(森は)来年2桁勝つぞ、と思っていると思う。黒原はまだ未勝利だけど、もっと高いところに目標を置いているんじゃないかな。2人のキャンプでの姿は、それくらい期待をさせてくれている」と笑顔。一昨年のドラ1、ドラ2コンビがカープ先発陣の未来を明るく照らす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス