広島・林 5キロ減量成功!あごのラインがシャープに!100キロ→95キロで守備力向上だ
広島・林晃汰内野手(23)が7日、マツダスタジアムで自主トレを行った。走り込みを中心に独りで追い込む日々。今季は2年ぶりに1軍出場も20試合、1本塁打に終わった。すでに来季の巻き返しに向けて5キロの減量に成功。課題の守備力アップでレギュラー奪取を目指す。
林はマツダスタジアムの外野芝生を独り黙々と走り続けた。シャープになったアゴのライン。引き締まった表情に並々ならぬ思いが表れた。
「95キロくらいでシーズンに入りたい。今季は100キロくらいで打撃は良かったですけど、守備を考えて95キロでもいいかなと落としてみました」
シーズン終了から5キロの体重減。食べる量は変えずに摂るものの種類を考えながら、トレーニングで絞った。
今季は2年ぶりに1軍出場もわずか20試合、打率・207、1本塁打、5打点に終わった。課題は明確だった。三塁では9試合で4失策、守備率・778。守備力の向上が出番を増やす近道と考え、そのために減量した。
「まずは取り組まないといけないのはそこからだと思いました」
若手中心のフェニックスリーグでは打率・405、3本塁打、13打点と格の違いを見せつけた。体重減で体のキレを出し、守備が良化すれば、成績アップにつながるはず。
「今季はダメだったんで、来年しっかり活躍できるように頑張ります」
21年にはシーズン10本塁打で未来の大砲と期待された。年男で迎える来季こそブレークするべく、孤独なトレーニングを続ける。