広島・坂倉 バット軽量化で軽~く3割じゃ 3年ぶり大台へパワーアップ「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」出席

 広島・坂倉将吾捕手(25)は8日、大阪市内で行われた『ミズノブランドアンバサダーズミーティング』に出席。3年ぶりの打率3割を目指す来季へ向けてバットの改良を依頼したことを明かした。

 11月にオリックスへFA移籍した西川とともに岐阜県にあるバット工場を訪れ、思いを伝えた。

 「グリップの形、グリップエンドの太さだったり、ヘッドのくりぬきだったりを見直して作ってもらった。侍のときに使ってみて、思うところがあったので今回伝えて、また新しく作ってもらいます。振りやすさと振り抜きの良さを加味して、あとは握った感じがうまくはまればいい」

 今季使用したバットの890グラム程度から何グラムか軽くした。すでにアジアプロ野球チャンピオンシップでテスト済み。微調整して来季に臨む。

 今季は正捕手として120試合に出場し、打率・266、12本塁打、44打点。その活躍ぶりを評価され契約更改では1億円を突破したが、成績には満足していない。

 リーグ2位の打率・315を記録した2021年以来の打率3割を目標の一つに掲げる。新たな“相棒”を得たが「打つ打たないは自分の実力なので」と野武士のような表情で話した。打てる捕手の本領を発揮してみせる。

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