広島・松田オーナー V奪回のキーマンは常広「どれぐらいやってくれるかで明るくなる」

 広島は4日、広島市内の球団事務所で仕事始めを迎え、松田元オーナー(72)はドラフト1位・常広羽也斗投手(22)=青学大=を今季のキーマンに挙げた。「常広が、どれぐらいやってくれるかで(チームが)明るくなる」と即戦力右腕に熱いまなざしを向けた。

 将来のエースとして期待される逸材。1年目から先発ローテの一角を担い、白星を積み上げることができればV奪回へ夢は膨らむ。右腕は大分舞鶴から指定校推薦で青学大に進学し、直球の最速は4年間で143キロから155キロまで上昇。直球とフォークのコンビネーションでアウトを積み上げる投球スタイルを得意としている。

 かねて本人は自身が理想とするエース像に「ずっと1軍で投げられて、大事な試合で勝ったり抑えたりできる投手」と話していた。同オーナーも「芯の強そうな子」と頼もしげな様子だった。

 6年ぶりのリーグ優勝には、常広以外の新戦力の台頭も不可欠。新外国人野手ではシャイナー、レイノルズが加わった。松田オーナーは「キャンプとオープン戦で、どれだけ新戦力が出てくるか期待している」。FA移籍した西川の穴を埋めるべく、激しい競争を心待ちにした。

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