広島・石原 3年目のソフトバンク甲斐らと合同自主トレ リズムトレにも着手「潜在的な部分も伸ばしたい」

 広島・石原貴規捕手(25)が5日、“リズムトレーニング”導入で今季の1軍定着を目指すと誓った。6日から大分市内で行われるソフトバンク・甲斐らとの合同自主トレに7日から参加。音に合わせて体を動かすトレーニングに注力し、打力向上につなげる考え。昨季は入団1年目以来の1軍出場なし。充実の時間を過ごし、巻き返しを図る。

 勝負となる5年目は今年も“師匠”とともにスタートを切る。石原は3年連続で、ソフトバンク・甲斐らとの合同自主トレへ参加する。「3年目になるんで、しっかり安定してできるように。数をこなして体に覚えさせるようにしたい」とテーマを掲げた。

 課題の打撃を克服するため昨秋キャンプでは振り過ぎないことを意識し、感覚をつかみかけている。「打撃は(昨秋から)ずっと良かった。投手のタイミングに合わせるだけでもいいと思ってやり始めて、感覚が良くなった」と手応えを得ている。

 つかみかけている感覚を自分のものにするため、合同自主トレではリズムトレーニングにも着手する。「シーズン中にそういうトレーニングをすることはない」とこの時期にしかできないことに挑戦。音楽に合わせて手拍子でリズムを取りながら体を動かし、普段使わない感覚を養う。

 「ウエートをやって大きい筋肉をつけるのも大事だとは思うけど、潜在的な部分も伸ばしたい。自分の体を操れるように」と石原。昨季は1軍出場なしに終わった。坂倉、会沢ら層の厚い1軍捕手陣に割って入るため、まずは己の体との対話を試みる。

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